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学位論文

修士論文
針原素子(2001). 日本人は「自己卑下的」か? -特性次元による自己呈示方略の差異について- 東京大学大学院人文社会系研究科修士論文
博士論文
針原素子(2008). 日本人の自己卑下的自己呈示に関するネットワークモデルの構築  東京大学大学院人文社会系研究科修士論文 

学術論文

Heine, S. J., Harihara, M., & Niiya, Y. (2002).Terror management in Japan. Asian Journal of Social Psychology, 5, 187-196.
辻竜平・針原素子 (2003).「小さな世界」における信頼関係と社会秩序 理論と方法, 18, 15-31.
小山友介・小林盾・藤山英樹・針原素子・谷口尚子・大浦宏邦 (2004).社会的ジレンマ問題への学際的接近 オペレーションズ・リサーチ, 49, 733-740.
針原素子・辻竜平 (2005).社会的ジレンマ実験における「移動型トリガー戦略」―心理的個人特性,行動意図からの検討― 2002~2004年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書 研究代表者 大浦宏邦「秩序問題への進化ゲーム理論的アプローチ」pp.192-209.
針原素子・辻竜平 (2005).ネットワークにおける情報伝播と自己卑下的自己呈示 佐藤嘉倫・平松闊編「ネットワーク・ダイナミックス:社会ネットワークと合理的選択」数理社会学会シリーズ3 pp.27-51 勁草書房
辻竜平・針原素子 (2008).ネットワーク理論から見た野沢温泉の活性化:観光関係者へのインタビューをふまえて 2005~2007年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書 研究代表者 籠谷和弘「市民活動の活性化支援の調査研究:秩序問題的アプローチ」pp.125-134.
辻竜平・針原素子 (2008).新潟県中越地震におけるパーソナル・ネットワークと一般的信頼の変化―震災前後のパネル調査を用いて― 社会学研究, 84, 69-102.
辻竜平・針原素子 (2010).中学生の人間関係の認知・評価と一般的信頼 理論と方法, 25, 31-47.
高木大資・池田謙一・針原素子・小林哲郎 (2011).近隣の範囲による社会関係資本の犯罪抑制効果の変動:GI Sによる住民間の物理的距離を用いた分析 GIS-理論と応用, Vol.19, 69-80.
針原素子 (2012).社会ネットワークが社会参加に及ぼす影響:日韓比較調査から 論集(東京女子大学紀要) 62巻2号, 111-130. 
Niiya, Y. & Harihara, M. (2012).  Relationship closeness and control as determinants of pleasant amae. Asian Journal of Social Psychology, 15(3), 189-197.
針原素子 (2014).ソーシャルメディアの利用に及ぼす自己と周囲の文化的価値観の影響 論集(東京女子大学紀要) 64巻2号, 219-238. 
Takagi, D., Ikeda, K., Kobayashi, T., Harihara, M., & Kawachi, I. (2016) . The impact of crime on social ties and civic participation. Journal of Community & Applied Social Psychology, 26, 164-178.
針原素子 (2016).サポート・ネットワークの変化 「第2回 都市生活と家族に関する意識調査 結果報告書」2013~2015年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書 研究代表者 石黒格 pp.75-99.

学会発表

Harihara, M., Yamaguchi, S., & Niiya, Y. (2000). Japanese self-effacement: low self-regards or self-presentation? Poster session presented at the 15th Congress of International Association for Cross-Cultural Psychology, Pultusk, Poland.
Niiya, Y., Yamaguchi, S., Murakami, F., & Harihara, M. (2000). Converging evidence on the meaning of amae among Japanese. Paper presented at the 15th Congress of International Association for Cross-Cultural Psychology, Pultusk, Poland.
辻竜平・針原素子 (2000).既知の他者に対する自己卑下と一般的他者に対する自己卑下 ―自己卑下に関する公理論的アプローチ― 数理社会学会第30回大会発表論文集,38-41,滋賀大学
針原素子・大橋恵 (2000).日本人の”自己卑下的帰属”の非自己卑下性 ―成功と失敗の原因帰属における解釈の再検討― 日本社会心理学会第41回大会発表論文集,16-17,関西大学
大橋恵・針原素子 (2000).自分を「ふつう」だと認知することは自己評価を高めるか? 日本社会心理学会第41回大会発表論文集,20-21,関西大学
山口勧・新谷優・村上史朗・針原素子 (2000).「甘え」のアンビバレンス ―甘える人の好ましさと未熟さの評価― 日本社会心理学会第41回大会発表論文集,386-387,関西大学
Harihara, M. (2001). "Self-effacing" attribution serves to enhance the self in Japan. In T. Leuers(Chair), Cross-Cultural Investigation of the self-effacement and self-enhancement: Further expeditions in East Asia and North America. Symposium conducted at Asian Association of Social Psychology 4th Annual Conference, Melbourne, Australia.
針原素子・辻竜平 (2001).自己高揚が適応的なとき・自己卑下が適応的なとき ―自己呈示モデルの検討― 数理社会学会第32回大会発表論文集,8-9,群馬大学
針原素子 (2001).日本人にとっての”自己奉仕的”帰属とは何か?―可変的自己とその機能的な原因帰属方略について― 日本社会心理学会第42回大会発表論文集,220-221,愛知学院大学
Harihara, M. (2001). Why do Japanese attribute their failure to lack of effort?: Reexamination of attribution style among Japanese.(自己奉仕?それとも自己卑下か?―日本人における原因帰属の解釈について―) 日本グループ・ダイナミックス学会第49回大会発表論文集,120-123,English session 熊本大学
辻竜平・松山久美・針原素子 (2002).日本における知人・友人数の推定 数理社会学会第33回大会発表論文集,22-25,東京工業大学
Harihara, M., & Tsuji, R. (2002). Which is adaptive, self-enhancement or self -effacement?: A mathematical model of self-presentation.  Paper presented at the 2nd Joint Conference of JAMS (Japanese Association for Mathematical Sociology) and ASA (American Sociological Association) Mathematical Sociology Section, Vancouver, BC, Canada.
Harihara, M., & Niiya, Y. (2002). Another style of self-serving attribution: Comparative study in the U.S. and Japan. Poster session presented at the 16th Congress of International Association for Cross-Cultural Psychology,Yogyakarta, Indonesia.
針原素子・辻竜平 (2002).都市と村落における自己呈示モデルの検証 ―ネットワークの違いが自己卑下に及ぼす影響― 数理社会学会第34回大会発表論文集,16-19,岩手県立大学
辻竜平・針原素子 (2002).一般的信頼尺度の再検討 ―都市と村落のデータの比較をとおして― 数理社会学会第34回大会発表論文集,40-41,岩手県立大学
針原素子・辻竜平 (2002).日本人における自己卑下の規定因を探る ―都市と村落のネットワーク比較から― 日本社会心理学会第43回大会発表論文集,172-173,一橋大学
辻竜平・針原素子 (2002).都市と村落の社会的ネットワークと一般的信頼 日本社会心理学会第43回大会発表論文集,114-115,一橋大学
針原素子・辻竜平 (2003).所属集団の変更可能なSDゲームにおける協力行動の規定因 -規制の小さい状況でも発動する他者からの疎外回避動機- 数理社会学会第35回大会発表論文集,28-29,大分大学
針原素子・辻竜平 (2003).ネットワーク構造が自己呈示方略に及ぼす影響について 日本グループ・ダイナミックス学会第50回大会発表論文集,24-27,ロングスピーチ キャンパスプラザ京都
針原素子 (2003).個人と地域のネットワークが自己呈示方略に及ぼす影響 日本社会心理学会第44回大会発表論文集,292-293,東洋大学
辻竜平・針原素子 (2003).日本人の人間関係と知人数の規定因 ―「小さな世界」モデルの検証― 日本社会心理学会第44回大会発表論文集,298-299,東洋大学
針原素子 (2003).階層帰属意識の規定因の探求 ~自尊心と交際他者の影響~ 数理社会学会第36回大会発表論文集,52-55,慶應義塾大学
針原素子 (2004).2者間の能力評価とその予測が好意度と自己卑下的自己呈示に及ぼす影響 ―ダイアドデータを用いての検討― 日本社会心理学会第45回大会発表論文集,152-153,北星学園大学
針原素子 (2006).謙虚な人は好かれるか ―Jasso(1999)の公正指標による日本人の対人関係の分析― 数理社会学会第41回大会発表論文集,40-43,東京大学
辻竜平・針原素子 (2006).知人数の推定と補正 数理社会学会第41回大会発表論文集,60-63,東京大学
針原素子 (2006).自己呈示者への印象に推測された呈示動機が及ぼす影響 ~「謙遜」よりも好かれる「謙虚」~ 日本グループ・ダイナミックス学会第53回大会発表論文集,106-107,武蔵野大学
Harihara, M., & Tsuji, R. (2006). The effect of social networks on modest self-presentation among Japanese: Comparison of rural and urban area. Poster session presented at the 18th Congress of International Association for Cross-Cultural Psychology, Isle of Spetses, Greece.
Tsuji, R., & Harihara, M. (2006). Comparison of the Acquaintanceship Volumes in Japan and The United States, Poster session presented at the 18th Congress of International Association for Cross-Cultural Psychology, Isle of Spetses, Greece.
針原素子・辻竜平 (2006).地位役割に関する自己卑下的自己呈示の動機について ~村落の住民代表者調査より~ 日本社会心理学会第47回大会発表論文集,204-205,東北大学
辻竜平・針原素子・添川朝香 (2006).震災からの復旧・復興における社会ネットワークの活用 日本社会心理学会第47回大会発表論文集,40-41,東北大学
針原素子 (2006).階層帰属意識に対する交際他者の地位の影響 ~スノーボール・サンプリングによる検討~ 数理社会学会第42回大会発表論文集,27-30,明治学院大学
金井雅之・籠谷和弘・小林盾・武藤正義・針原素子・渡邊勉・秋吉美都・辻竜平・高久聡司・三隅一人 (2007).宿泊施設の経営環境と業績との関係についての統計的分析 ―温泉地域の現状と取り組みについての学術調査(1)― 日本温泉地域学会第9回研究発表大会発表要旨集,1-2,蔵王温泉
針原素子・朝岡誠・金澤悠介 (2007).自己高揚・自己卑下的自己呈示のフォーマライゼーションとネットワークモデルの検証 数理社会学会第44回大会発表論文集,23-26,広島修道大学
金澤悠介・針原素子・林雄亮・籠谷和弘・小林盾 (2007).信頼と社会関係資本に関する地域比較―社会調査による検討― 数理社会学会第44回大会,広島修道大学
針原素子・朝岡誠・金澤悠介 (2007).自己呈示戦略と近隣集団離脱戦略の共進化プロセス:エージェント・ベースト・シミュレーションによる検討 日本社会心理学会第48回大会発表論文集,142-143,早稲田大学
辻竜平・針原素子 (2007).震災にともなう一般的信頼とネットワークの変化:新潟県中越地震におけるパネル調査より 日本社会心理学会第48回大会発表論文集,148-149,早稲田大学
Tsuji, R., & Harihara, M. (2007). Effects of an Earthquake on Personal Networks: An Empirical Study of Niigata Chuetsu Earthquake. 日本社会学会第80回大会報告要旨集,327,関東学院大学
Harihara, M. & Chang, S. (2008) The effect of social networks on modest self-presentation: Comparative study in Japan and Korea. Poster session presented at the 19th Congress of International Association for Cross-Cultural Psychology, Bremen, Germany.
針原素子 (2008).社会的ネットワーク構造が“集団主義的”特性に及ぼす影響 日本社会心理学会第49回大会発表論文集,20-21,鹿児島大学
針原素子・小林哲郎・高木大資 (2009).寛容性と私生活志向が社会関係資本に及ぼす効果:無関心の表れとしての寛容性に注目して 日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回合同大会発表論文集,668-669,大阪大学
小林哲郎・針原素子・高木大資 (2009).評判の共有と利用における携帯メール利用の効果:地域間比較の視点から 日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回合同大会発表論文集,362-363,大阪大学
高木大資・小林哲郎・針原素子・池田謙一 (2009).犯罪は地域コミュニティに何を引き起こすのか?社会関係資本論からの検討 日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回合同大会発表論文集,90-91,大阪大学
Harihara, M. (2010). Cultural differences in social capital: Comparative study in Japan and Korea. Poster session presented at the Cultural Psychology Pre-Conference at the Society for Personality and Social Psychology Annual Meeting, Las Vegas, USA.
Harihara, M. (2010). Location of social networks and political participation: Comparative study in Japan and Korea. Poster session presented at the 30th Sunbelt Social Network Conference, Riva del Garda, Italy.
針原素子・小林哲郎 (2010).寛容な低信頼者としての日本人:日韓調査データから 日本グループ・ダイナミックス学会第57回大会発表論文集,32-33,東京国際大学
新谷優・針原素子(2010).大人の甘えを好ましく感じる要因 日本グループ・ダイナミックス学会第57回大会発表論文集,122-123,東京国際大学
針原素子 (2010).地下鉄内における見知らぬ他者との相互作用の日韓米文化比較 日本社会心理学会第51回大会発表論文集,226-227,広島大学
高木大資・池田謙一・小林哲郎・針原素子 (2010).地理情報システムおよび空間統計学を用いた社会関係資本による犯罪抑制効果の検討 日本社会心理学会第51回大会発表論文集,94-95,広島大学
鈴木貴久・小林哲郎・針原素子・高木大資 (2010).近所づきあいでの評判利用―不安と社会的流動性からの分析― 日本社会心理学会第51回大会発表論文集,132-133,広島大学
Niiya, Y. & Harihara, M. (2011). Feeling good in Japanese relationships: Cognitive appraisals of pleasant Amae. Poster session presented at plenary meeting of the International Society for Research on Emotion, Kyoto.
Harihara, M. (2011). Interaction among strangers on subways: Comparative study in Japan, Korea, and the United States. Poster session presented at the 9th Biennial Conference of Asian Association of Social Psychology, Kunming, China.
Harihara, M. (2011). Cultural differences in social capital. Poster session presented at 8th Japanese-German Frontiers of Science Symposium, Tokyo.
Harihara, M. (2012). The meaning of generalized trust: Comparative study in Japan and Korea. Poster session presented at the 13th annual meeting of the Society for Personality and Social Psychology, San Diego, California, USA.
針原素子(2012).一般的他者への態度に及ぼす社会的ネットワークの影響 日本社会心理学会第53回大会発表論文集,271,つくば国際会議場
針原素子(2013).本音の褒め・建前の褒めに対する返答方法が返答者の印象に及ぼす影響 日本グループ・ダイナミックス学会第60回大会発表論文集,184-185,北星学園大学
Harihara, M. (2013). Examination of cultural norms for help-seeking and help-offering behavior among Japanese. Poster session presented at the 10th Biennial Conference of Asian Association of Social Psychology, Yogyakarta, Indonesia.
針原素子(2013)一般的他者への態度に及ぼす社会的ネットワークの影響:日韓米比較調査による検討 日本社会心理学会第54回大会発表論文集,30,沖縄国際大学
Harihara, M. (2014). Examination of negative attitude toward help-seeking behavior among Japanese. Poster session presented at the 10th SPSP Cultural Psychology Preconference, Austin, Texas, USA.
Harihara, M. (2014). Cultural differences in social network structures: Comparative study in the United States, Japan, and Korea. Poster session presented at the 15th annual meeting of the Society for Personality and Social Psychology, Austin, Texas, USA.
針原素子・石原恵理子・山田絵里子 (2014).「空気が読めない」とはどういうことか:自由記述データの内容分析による検討 日本グループ・ダイナミックス学会第61回大会発表論文集,138-139,東洋大学
針原素子 (2014).友人間の援助要請行動に及ぼす文化的自己観の効果:対人依存欲求と「迷惑をかけてはいけない」規範に注目して 日本心理学会第78回大会発表論文集,251,同志社大学
針原素子 (2015).一般的他者への態度と社会的ネットワークの日韓米比較研究 東京大学社会心理学コロキウム,東京大学
Harihara, M., Senzaki, S., & Niiya, Y. (2015). Who is to be blamed, the inconsiderate help seeker, or the too considerate help giver? Comparison between the U.S. and Japan. Poster session presented at the 16th annual meeting of the Society for Personality and Social Psychology, Long Beach, California, USA.
Niiya, Y., Taji, N., & Harihara, M. (2015). Are Japanese entrepreneurs more “American” than mainstream Japanese? Poster session presented at the 16th annual meeting of the Society for Personality and Social Psychology, Long Beach, California, USA.
針原素子 (2015).向社会的行動が「偽善」と判断される時:推測された動機が及ぼす影響 日本心理学会第79回大会発表論文集,284,名古屋大学
針原素子・竹澤舞・早川実里・細野りゑ奈(2015).見知らぬ他者との会話が及ぼす心理的効果:タクシー乗客への調査から 日本グループ・ダイナミックス学会第62回大会発表論文集,156-157,奈良大学
針原素子・松下菜穂・山本茜(2015).「普通な」選択としてのバラエティ・シーキング行動 日本社会心理学会第56回大会発表論文集,43,東京女子大学
森山加菜・小関ありさ・針原素子(2015). 選択肢数と情報量が決定後の後悔・満足度に及ぼす影響 日本社会心理学会第56回大会発表論文集,229,東京女子大学
Harihara Motoko (2016). Amae as a self-critical view of dependence among the Japanese.  Poster session presented at the 23rd Congress of the International Association for Cross-Cultural Psychology, Nagoya, Japan.
針原素子(2016).  日韓流行歌の比較による文化固有概念の検討 第2回質的調査連絡会, 東京大学
針原素子(2016). 他者依存の自己批判的ラベルとしての「甘え」:ダイアドデータを用いての検討, 東京大学社会心理学コロキウム, 東京大学
針原素子(2017). 青少年における性イメージとその規定因の変化について 社会調査・データアーカイブ研究センター課題公募型二次分析研究成果報告会, 東京大学